歯の健康
歯科保健の分野では、歯の喪失が10本以下であれば食生活に大きな支障を生じないといわれています。
自分の歯を保ち、健全な咀嚼能力を維持することで健やかで楽しい生活をすごすためには、日頃から歯の健康に関心を持ち、適切な治療や定期的なケアを実施することが大切です。
また、最近では口腔内の健康が全身の健康にも影響を与えることが分かってきました。
歯科検診のメリット
定期的に歯科検診を受けていれば、お口のトラブルがあっても早い段階で治療が始められます。
進行してから治療を始めるよりも、痛みが少ない、治療時間の短縮、治療費が少なくて済むなど、さまざまなメリットがあります。
口の中は細かく複雑な構造をしており、セルフケアのみでは完全にトラブルを防ぐことは困難なため、セルフケア(自己管理)とプロフェッショナルケア(専門家による管理)の2本立てで行うことが大切です。
歯科医に定期的に通い適切な指導を受けることで、セルフケア能力の向上も期待できます。
定期的に歯科受診をし、歯の健康を保ちましょう。
- セルフケア
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- 毎日の歯磨き
- デンタルフロス等の使用
- 自己観察
- 食習慣を規則正しくする
- 禁煙
- 甘味飲食物を控える
- 定期的に歯科検診を受ける
- プロフェッショナルケア
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- 歯のクリーニング・歯石除去
- 口腔ケアの知識や技術の指導
- フッ素の塗布
歯の状態や口臭は、第一印象を左右する大切な身だしなみです。
特に口臭については自分では気づきにくく、他人が指摘しにくい部分でもあります。
口臭の原因はセルフケアがきちんとできていないこと以外にも、口腔内の乾燥や歯周病などの病気が原因の場合もあります。
悩んだら専門医に相談してみましょう。
あなたのお口の健康度は? 健口チェック(日本歯科医師会)
https://www.jda.or.jp/kenkou-check/
- *参考
厚生労働省
日本歯科医師会